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映画『靖国』全国公開はじまる
5月3日東京を皮切りに、映画『靖国』の公開が無事スタートしました。5月10日には大阪での上映がはじまり、満員で別会場も用意しての公開になったと伝えられています。
東京
⇒憲法記念日:映画「靖国」が東京・渋谷で封切り、すぐ満席に 厳重警備、混乱なし(毎日新聞 2008年5月4日 東京朝刊)
http://mainichi.jp/enta/cinema/news/20080504ddm041040136000c.html
⇒映画「靖国」が公開=抗議行動なく満席で−東京・渋谷(時事ドットコム 2008/05/03-11:54)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200805/2008050300140
⇒「靖国」混乱なく初公開 厳戒の中、客足好調(神奈川新聞=共同 2008.5.3)
http://www.kanaloco.jp/kyodo/news/20080503010005252.html
大阪
⇒映画「靖国」関西でも公開始まる、混乱なし(2008年5月10日読売新聞)
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20080510p302.htm
公開をめぐる動きは新聞報道を読んでいただくとして、当サイトとしてはいましばらく、この問題を考え議論していくうえで大事そうな記事や関連資料を記録しておきたいと思います。
各地で上映にむけたアピールが出ています⇒声明。憲法記念日の社説で映画『靖国』がとりあげられています⇒関連記事・資料。(2008.5.10)
映画『靖国』5月3日より公開決定!
映画『靖国 YASUKUNI』の公開が決まりました。5月3日東京を皮切りに、順次各地の映画館で上映されます。現在確定した上映劇場名と上映時期は以下のとおり。まずは上映館に出かけていってほしい。
東京 渋谷シネ・アミューズ 5月3日〜5月9日
東京 シネカノン有楽町1丁目 5月10日〜(レイトショー上映)
大阪 第七藝術劇場 5月10日〜
広島 広島シネツイン新天地 5月24日〜
京都 京都シネマ 6月7日〜
新潟 シネ・ウインド 6月7日〜
群馬 シネマテークたかさき 7月12日〜
沖縄 桜坂劇場 7月12日〜
このほか渋谷・シネマアンジェリカ、福井メトロ劇場、福岡・シネテリエ天神、山形フォーラム、福島フォーラム、盛岡フォーラム、八戸フォーラム、苫小牧・シネマトーラス、十勝・シネとかちプリンス、函館・シネマアイリス、岩手・一関シネプラザ、新潟・十日町シネマパラダイス、山口・テアトル徳山、高知・あたご劇場、宮崎・宮崎キネマ館の計15館で現在調整中とのこと。(2008.5.1)
詳細は⇒映画『靖国』公式サイト(http://www.yasukuni-movie.com/)
李纓(リ・イン)監督の公開劇場への手紙(2008.4.21)
この度は、映画『靖国』の上映をお引き受けいただき、大変ありがとうございます。
稲田朋美および有村治子、両国会議員による政治介入に端を発したこの度の上映妨害の動きにつきまして、皆さまのところにはマスコミ各社による報道を通して、事態の推移が伝わっているものと存じます。
映画『靖国』に対する不当な圧力から映画上映を守るべく、すでに弁護団が結成され、…‥
⇒つづきを読む
【発言録】映画『靖国』緊急記者会見(2008.4.10)
| 李纓(リ・イン)監督 |
田原総一朗(ジャーナリスト) |
野中章弘(ジャーナリスト) |
| 石坂啓(漫画家) |
是枝裕和(映画監督) |
斎藤貴男(ジャーナリスト) |
| 坂本衛(ジャーナリスト) |
篠田博之(『創』編集長) |
鈴木邦男(作家、一水会顧問) |
| ジャン・ユンカーマン(映画監督) |
豊田直巳(「日本ビジュアル・ジャーナリスト協会」共同代表) |
服部孝章(立教大学教授) |
| 原寿雄(ジャーナリスト) |
広河隆一(フォトジャーナリスト、『DAYS JAPAN』編集長) |
筑紫哲也(ジャーナリスト)〈代読〉 |
サイト開設にあたって
このサイトは、4月10日の緊急記者会見を準備・開催するなかで、ここに見にくれば映画『靖国』をめぐる動きがわかるような場がほしいと思い、急きょ開設したものです。会見での発言を紹介するとともに、様々な動きや情報をひろい集め記録するところから始めたいと思います。
映画『靖国』をめぐっては、3月末に公開予定の全館が上映自粛に追い込まれたものの、上映を求める声がまき起こり、5月3日からの公開にこぎつけました。
しかし映画出演者にまで圧力をかけたり、靖国神社までが動きだしたりと、上映どころか映画そのものを葬り去ろうという動きは続いています。
この映画が全国各地で公開され、話題となり、議論をまき起こしていく、その一助になればと願ってます。
(映画『靖国』特設サイト編集部)
●経緯
2007年12月、『週刊新潮』12月20日号が「反日映画靖国は『日本の助成金』750万円で作られた」と題する記事を掲載。
2008年2月12日、稲田朋美衆院議員が映画の内容と助成金支出を問題視し、検証したいと文化庁に事前の試写を求める。「議員として見るのは一つの国政調査権」とした。
3月12日、全国会議員を対象にした試写会が開かれる。
3月20日、22日、26日、右翼団体が街頭宣伝車で銀座の上映予定館に行き、上映中止を訴える。映画館には脅迫めいた抗議電話も。
3月27日、有村治子参院議員が内閣委員会で助成金支出の妥当性についてとりあげる。このなかで映画の中心的な登場人物である刀匠の刈谷直治氏に2日前に確認をとったとして「作品から刈谷さんの映像を一切外してほしいと希望をされています」と発言。
3月31日、右翼団体の街宣車が来る恐れがある、客や周辺住民に迷惑がかかるとして、この日までに上映を決めていた映画館5館すべてが上映自粛を決定。当初予定されていた公開日4月12日の公開は不可能となった。
4月10日、映画の上映の場すら奪われようとしていることに危機感を持ったジャーナリスト・映画監督・メディア関係者が、緊急の記者会見を開催した。
この日の朝発売された『週刊新潮』4月17日号は「『出演者の刀匠』もダマされていた」とし、有村議員の発言を掲載。
記者会見で李纓監督は、編集終了後の2007年4月にビデオをもって訪ねたときの話など、現在までに刈谷さんとどのようにコミュニケーションをとってきたかをていねいに語った。ベルリン映画祭後の2008年2月に刈谷さんを訪ねたときには「上映がんばってください」と言われたこと、3月上旬に映画公開用のパンフレットにメッセージを求めたときには“誠心誠意”という言葉をもらったことを話した。
しかし、その日の夜のテレビニュースにはじまり、翌4月11日の新聞各紙は、刈谷さんが出演場面を削除するよう求めているといっせいに報じた。
つまりその時点で考えられたのは、以前は出演を了解していたにもかかわらず、この1カ月ほどのあいだに考えを変えてしまった、あるいは変えざるをえなくなった、ということだった。しかしその後、
4月13日、靖国神社が李監督らに映像の削除などを求める通知書(4月11日付)を送付したと各紙が報道。
4月14日、この日発売の『AERA』4月21日号が、刈谷さんを訪れ真意を確認。靖国神社に関する映画への出演だと「知っていた」、作品を見て問題があると「思ってないね」、監督に自身のシーンの削除を求めたことは「ない」、今後削除を要求するかの問いに「いや」と答えたことを書いている。
4月18日、右翼・民族派団体が会員向けの試写会を開催。賛否入り乱れる。
4月21日、5月3日を皮切りにした映画公開発表。8館で日程決定、15館が調整中。
4月23日、初の一般向け試写会(日本弁護士連合会などが主催)。
4月25日、靖国神社の通知書に対し、映画製作会社「龍影」と配給会社アルゴ・ピクチャーズがそれぞれ弁護士を通じて回答書を送付。靖国神社は11日付の通知書をホームページで公表。
5月3日、渋谷シネ・アミューズを皮切りに、映画『靖国』の公開が無事スタート。
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